【KAIRI(フリー)】WWEでは“女帝”ことアスカとのカブキ・ウォリアーズでWWE女子タッグ王座に君臨。帰国後は古巣スターダムに参戦し、記念すべき初代IWGP女子王者となったのがKAIRIだ。

 法政大学ヨット部で国体、インカレなどで活躍後、2011年スターダムに入団。宝城カイリのリングネームで12年1月7日の愛川ゆず季戦でデビュー。当時から“海賊姫”をモチーフとしたスタイルで活躍した。約5年間のうちに最高峰であるワールド・オブ・スターダム王座などほとんどの王座を獲得後、17年6月、両国国技館大会でWWEと契約。リングネームをカイリ・セインと改めた。

 同年9月には女子トーナメント「第1回メイ・ヤング・クラシック」で優勝。一気に注目を集めてNXTに参戦する。インセインエルボー(最上段からのダイビングエルボー)を武器に強豪を退け続け、18年8月18日にはシェイナ・ベイズラーからNXT女子王座を奪取。19年4月にはスマックダウン(SD)に昇格し、アスカとのカブキ・ウォリアーズで一気に人気、実力ともにトップ入りを果たす。

 同年10月にはアレクサ・ブリス、ニッキー・クロス組からWWE女子タッグ王座を獲得。その後は“ザ・マン”ベッキー・リンチ、“女王様”シャーロット・フレアーの最強コンビも撃破。新旧SD女子王者コンビのサーシャ・バンクス、ベイリー組とも激しい抗争を展開してWWE女子のメインロースターとなった。

 20年4月にアレクサ組に敗れ王座転落。7月には日本へ帰国し、退団する21年12月までWWEジャパンのプロモーションサポーターを務めた。

 しばらくの沈黙の後にKAIRIの新リングネームで、22年3月のスターダム両国国技館大会で復帰。11月20日、有明アリーナの新日本プロレスとの合同興行では、岩谷麻優との初代IWGP女子王座決定トーナメント決勝戦を制し、栄光の初代王者となった。

 新日本プロレス1・4東京ドーム大会では中野たむを退けて初防衛に成功。試合後は元WWEスーパースターのサーシャ・バンクス改めメルセデス・モネがゴージャスに登場。2月18日米国での王座戦が決まった。日本と世界を相手にKAIRIの快進撃はまだまだ続きそうだ。