【米アリゾナ州テンピ17日(日本時間18日)発】エンゼルスの大谷翔平投手(28)は午前10時半からフィールド上でまず投手組とストレッチ、壁当て、キャッチボールなどを行った。その後、前日に続き野手組のフリー打撃に参加。35スイングで柵越え4本で左中間に2本、バックスクリーン左右に1発ずつ放り込んだ。
ここまで順調そのものだが、今季から導入される走者なしで15秒、走者ありで20秒の投球時間制限(ピッチクロック)への対策は急務だ。違反すれば1ボール加えられる。前日の会見で「まずはルール変更がいくつかあるので、そこにしっかり対応していくのが一番、大事なこと」と語った。
実際、大谷は投球間隔が長く、スタットキャストによると昨季は走者なしで21・7秒(500球以上投げた投手214人中208位)、走者ありで26・9秒(同214人中211位)かかっている。キャンプ初日にブルペン入りした際には投手からサインを送る電子機器を使ってテストを繰り返した。
しかし、ネビン監督は心配無用だという。「多くの選手がルーティンで何年もやってきたことを変えようとしている。ショウヘイも少し機敏にならなきゃっていうのは理解しているし、練習している。このルールが施行されることが決まって以来、すでに頭の中で練習を始めていたはずだよ、それがショウヘイだから」。ブルペンやライブBPで慣らしていく方針だ。
ワイズ投手コーチも「すごく大きな調整というよりは、これまでより意識しなければならないというだけ。ショウヘイに限らず他の投手も皆、最初は早く感じるみたいだ。マイナーで経験している投手らは、最初は早かったけど、今は普通に感じるらしいから、大丈夫だ」と強調した。
さすがの大谷も最初は苦労しそうで投球への影響も心配される。しかし、速いテンポでの投球に慣れれば、相手打者は逆に球種やコースを絞る時間が減り、より脅威の存在になりそうだ。












