昨年12月の現役ドラフトでDeNAから中日に移籍した細川成也外野手(24)が持ち味の長打を2本放ち、気を吐いている。

 14日のロッテとの練習試合(北谷)で「5番・左翼」で先発出場すると、初回二死一、二塁の好機で右越えに先制の2点適時二塁打。第3打席の6回無死一塁ではバットを折りながらも左中間へ二塁打を放った。

 これで対外試合は3試合に出場し、10打数5安打で打率5割、1本塁打をマーク。11日の韓国サムスン戦(赤間)ではチームで今季対外試合初となる1号も放っている。それだけに「まだ練習試合の段階だが、安打が出ているのは自分にとってもプラス。やってることが結びついて、こういう結果になっていると思う」と手応えを口にする。

 連日、鵜飼とともに外が暗くなるまで居残り練習でバットを振り続けている。「僕、結構不器用でタイミングを取るのが下手くそなので、打撃コーチや立浪監督とかにもいろいろ教えていただいて、それでタイミングが取れてきてるというのが一番」と感謝する。

 その上で「力んで無駄な動きが入っていたりとかがまだあるが、それがちょっとずつ前よりは省けているかなという感じがある。もうちょっと練習して、もっとシンプルな形に持っていけたら」とレベルアップに励んでいる。

 外野争いのライバル・鵜飼の存在も刺激になっている。この日、一発を放った鵜飼について「僕がベイスターズの時から、試合に出ていたので見ていたが、すごい飛ばすし、打撃もすごい。こうやって(夜遅くまで)やっている2人なので一緒に活躍してレギュラー取れたらいいが、やっぱり負けないというのは日々思ってやっている」ときっぱり。

 岡林、大島、アキーノらシ烈な外野争いにも「野球選手である以上、レギュラーを取らないと面白くないので。一番にそこを目指してやらないといけない」と開幕スタメンを目指して意気込んでいる。