新天地で持ち前の〝パワー〟を見せつけるか。現役ドラフトでDeNAから中日へ移籍した細川成也外野手(24)が16日、名古屋市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。

 背番号は「0」に決まり「新しいスタートを切るという意味も込めて親とも相談したけど(いくつかの候補から)0に即決した。新たな挑戦で、僕自身も楽しみ。スタメンで出ることが野球で一番のこと。そのレギュラーを勝ち取って来年ドラゴンズの戦力になれるように、そして優勝に貢献できるように頑張りたい」と決意を語った。

 期待されているのは長打力。今季の中日は12球団ワーストの414得点、62本塁打と深刻な得点力不足にあえいだ。それだけに会見に同席した吉川克也球団社長は「ドラフトで内野手を多く取って、外野手が少ないといろいろと批判もあったが、持ち前の長打力でウチに足りない部分を補ってくれる戦力になってほしい。広いバンテリンでもホームランを打てる選手だと思う」と期待のコメント。

 続けて「今は外野レギュラーが岡林、大島というホームランが少ない選手が中心になっているので、新外国人も取ったが、それを埋めてもらえる存在になってもらえれば」と話した。

 細川自身も「長打力が魅力だと思うので、それを生かしてしっかり結果を出してアピールしたい。どこの球場でもホームランを打つ自信はある。小さいころからすごい選手だったという印象がある立浪監督と野球ができるのが楽しみ」と腕をぶす。

 細川は2016年にドラフト5位で茨城・明秀学園日立高からDeNAに入団。通算123試合に出場し打率2割1厘、6本塁打、19打点。今季は出場18試合で打率0割5分3厘、1本塁打、1打点と未完の大器の状態のままとなっているが、加藤宏幸球団代表は「彼には長打力、パンチ力がある。あとは環境を変えて、どういうふうに変わってくれるか。そこに期待をして来てもらった」と説明した。