WBC日本代表のソフトバンク・近藤健介外野手(29)が13日、宮崎春季キャンプでの調整に充実感を漂わせた。キャンプインから2週間、FA加入した新天地での球春を振り返り「しっかり練習量をこなせているし、いい緊張感の中でできている。ようやく(チームにも)なじめてきた。これからジャパンに行くが、ある程度コミュニケーションを取りながらできた」と、グラウンド内外で手応えを語った。

 17日からはWBCに臨む日本代表の宮崎合宿が始まる。「まだホークス1年目でもあるんで、そこまでジャパンモードにはなっていない」としながらも、すでに侍の一員として戦うイメージはできている。率いるのは日本ハム在籍時代の恩師・栗山監督。「10年間ファイターズでやらせてもらって、ここまで育ててもらったと本当に思っている。まだ会ってはいないが、電話ではやり取りをした。どんな野球をやるのかってことはイメージできてるんで、そこにすぐにフィットできるようにしたい」と自らの存在意義を理解している。

 日本ハム時代の元同僚であるエンゼルス・大谷との再タッグにも注目が集まる。「連絡はしました。『よろしく』みたいな感じでラインして『頑張りましょう』みたいな感じで返ってきました。まあ冷めてるんで、アイツは」と周囲の笑いを誘うあたりに、仲の良さを感じさせた。

 1か月後に迫ったWBC開幕を前に「緊張感はあるが、自分の野球人生でいい経験になると思っている。いろんな選手に質問したり、また自分の技術向上につなげていきたい」と胸を高鳴らせる近藤。最後は「こうやって選んでもらったんで、チーム全員で世界一を取りたい。チームの力になりたい」と決意をにじませた。