女子プロレス「スターダム」のワールド王者・ジュリア(28)が、現役引退を表明したひめか(25)に惜別のメッセージを送った。

 ジュリア率いる「ドンナ・デル・モンド(DDM)」に属するひめかは、10日に現役を引退すると電撃発表。引退試合は4月23日の横浜アリーナ大会で、引退セレモニーは5月14日東京・後楽園ホール大会で行われる。

 昨年末、ひめかと舞華に呼び出されたというジュリアは「2人からの呼び出しなんて初めてで。説教されるのかなと思ってちょっとドキドキしながら行ったら引退の報告だった」と明かす。

「たくさん理由を聞いて、いい意味で全然引き留める気にもならなかった。彼女の人生だから、自分のために生きるって決めたこと、すごく理解ができた」

 同じ2017年にデビューした同期で、アイスリボン時代もアクトレスガールズ所属だったひめかと対戦する機会が多かった。19年11月にジュリアがスターダムに移籍すると、まるで後を追うかのように翌年6月からひめかもスターダムマットに参戦した。

 ジュリアは「スターダムでデビューするまでに何かを変わりたいって本人が強く思ってたので。私の自宅(に作った)ジムで一緒に泣きながらトレーニングしたりとか、外でランニングしたりしてた」と振り返る。

 スターダム加入後、初黒星をつけられたのがひめかだった。ただし20年10月のワンダー王座戦では当時の王者ジュリアがひめかを退けており、スターダムマットでの対戦戦績は1勝1敗。「戦いたいし、組みたいし、シングルも。でも、私はひめかの気持ちをやっぱ尊重したいので何かしらの形で関わりたい」と熱望した。

 26日の神戸国際展示場大会ではひめかの要望通り、ジュリア&ひめか&舞華が「プロミネンス」の世羅りさ&鈴季すず&柊くるみとハードコアマッチで対戦する。

 ジュリアは「最近ずっと3人で『凶器、何にする?』って相談してるんだ。その時間も今、すごく楽しくて」とし、「プロレスラーになって、スターダムに来て、DDMに入って本当によかったって思ってもらえるような残りのプロレス人生を送ってもらいたいなって心から思います」とエール。盟友の引退ロードを支える。