東京女子プロレスの「〝ふたりはプリンセス〟Max Heartトーナメント」は11日の東京・後楽園ホール大会で決勝戦が行われ、山下実優&伊藤麻希の「121000000(ワントゥーミリオン)」が初優勝を果たした。

 中島翔子、ハイパーミサヲ組と対戦し、両軍が一歩も譲らない一進一退の攻防を展開した。序盤ではミサヲのスプレー攻撃や中島のトペ・コンヒーロなど予測不能な動きをする2人に翻弄された。さらに山下が得意の蹴りで反撃するも、ミサヲにスキを突かれて、鉄柱に右脚を強打。その後も右脚に集中攻撃を浴びせられ、窮地に陥った。

 だが、中盤で伊藤が中島を攻め込み一気に優勢に。山下がミサヲをスカルキック(頭部へのバックスピンキック)で沈め、2人で中島に合体式のDDTを発射した。最後は山下が中島を投げっぱなしジャーマンで叩きつけると、伊藤が得意の伊藤デラックス(変型テキサス式四つ葉固め)でトドメを刺しギブアップ勝ちを奪った。

中島翔子からギブアップを奪う伊藤麻希
中島翔子からギブアップを奪う伊藤麻希

 試合後、伊藤は「勝ちました。やっと2人で結果を残せました。うれしい」と涙を流し「中島翔子の悔しそうな顔を見て、今までトーナメントで戦った選手の分も頑張ろうって思った」と笑顔を見せた。

 トーナメントを制し勢いに乗った伊藤は「もちろん有明行くか! マックス・ジ・インペイラーたちを倒すぞ!」と、3月18日の東京・有明コロシアム大会に参戦が決定している現プリンセス・タッグ王者マックス・ジ・インペイラーとハイディ・ハウイツァに挑戦を表明。山下も「これだけは言わして…。今まで伊藤と2人で結果を出せなくて悔しくて。でも私は日本だけじゃなくて世界で私たちの最高なところを伝えたい」と新たな決意を明かした。

 現王者組は25日(日本時間26日)に米ノースカロライナ州で開催される「デッドロック・プロレスリング」で初防衛戦を行うことが発表されている。王者組について山下は「私たちがマックスとハイディを倒さないと意味がないので。マックスとハイディ絶対に勝て!」と拳を突き出し、伊藤も「マックスとハイディを応援する」とエールを送った。

 団体をけん引してきた2人がその風格でベルトも一気に奪うのか。