開幕ダッシュに向けて日程面の兼ね合いもあるから難しい。ソフトバンク・藤本監督が10日、開幕投手指名へ悩める胸中を明かした。
開幕投手については、当初は早く調整に専念させたい思いもあり「(11日~14日の)第3クールが終わったくらいに伝えたい」と口にしていた。ただ、昨季までの絶対的エース・千賀がメジャー移籍した直後とあって、首脳陣の間でも意見が分かれている。投手コーチからは〝延長戦〟を打診されており、改めて「第4クール、紅白戦まで伸ばそうと思ってます」と表明した。
候補に挙げたのは、経験者であるベテラン・和田、東浜、石川に加えて、若手の藤井、大関の5人。大事な1試合目という意味合いを持つだけに、エースを担う存在に託したいのは間違いない。ただ、現状は横一線で「レベルの高いところで競争してくれている」と見て悩んでいるという。
となると指揮官としては、チームはもちろん、各投手が好スタートを切るためにも、相手との相性に加えて、日程面も気になるところ。
開幕カードのロッテ戦(ペイペイ)と、2カード目のオリックス戦(京セラ)は3連戦。ただ、次カードの西武戦は2連戦(サンマリン、鹿児島)で、開幕戦の1週間後の金曜日に試合がない。さらに続く日本ハム戦(ペイペイ)も2連戦だ。
「金曜に試合がないというのが引っ掛かってくるんですよね。その次(日本ハム戦)も一つ空き、ローテーションが崩れてしまうなあ、と。(開幕投手が)中7日で行くと、また後ろが崩れてくる。その辺をどうするか」と思案顔を浮かべた。
連覇を許している2カード目のオリックス戦は、昨季3勝10敗と大苦戦した鬼門の敵地で戦う。しかもWBCに出場した投手は2カード目以降に流れる前例も多く、難敵・山本の登板も想定しなければいけない。各投手のロッテ、オリックスとの相性も考慮に入れてローテを組むことになる。
すべてを踏まえた上で、ベストの選択をすべく議論を続けていくことになりそうだ。私見として「僕のイチオシは藤井君と和田です」と明かした上で「一番近場で見ているのは投手コーチ2人。意見を重視したいなとは思ってます」との方針も口にした。












