日本サッカー協会が今年度のS級コーチ養成講習会の受講者20人を発表し、元日本代表の内田篤人氏(34)や中村憲剛氏(42)らが名を連ねた。

 現役時代に輝かしい実績を持つ2人は、引退後も多くのテレビ出演などで人気は健在。指導者としても早々にキャリアを積み、内田氏はU―19日本代表のロールモデルコーチ、憲剛氏はU―16日本代表の同コーチのほかJ1川崎のフロンターレ・リレーションズ・オーガナイザー、中央大サッカー部のテクニカルアドバイザーを務めている。

 S級ライセンスを取得すれば来年からJリーグでの指揮も可能。注目が集まる中、協会側も大きな期待を寄せている。

 須原清貴専務理事は2人のS級受講について「指導者が世界水準になることが重要。日本の指導者は世界の一流だ。ただ現状、日本人指導者が欧州のクラブの監督、FIFA(国際サッカー連盟)ランキング上位のA代表の監督をするなどには至っていない。それはチャンスがなかったから。それを新しい世代の若い指導者たちが風穴を開けてくれると期待している」。すでにMF長谷部誠(39=Eフランクフルト)がドイツで指導者ライセンスの取得を目指しているが、2人にも欧州トップレベルでの監督就任が熱望されているのだ。

 指導者としても世界を舞台に活躍を果たせるか。