日本サッカー協会が大学生とサッカー界の課題解決に取り組む「JFA×中央大学『アスパス!協働プロジェクト』」の最終回が16日に開かれ、元日本代表MF中村憲剛氏(42)などが出席した。
協会では新たな試みとして、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一環で、重点領域の一つとしている教育分野にスポットを当ててサッカーを題材とした学びの機会を創出。人材育成に貢献することを目指している。
協会では昨年11月に、初の公式アプリとなる「JFA Passport」の配信を開始。カタールW杯での森保ジャパンの快進撃もあってダウンロード数が急増して、大きな注目を集めている。
そうした中で今回のプロジェクトでは「サッカーファミリーを増やすために、低関心層にJFAアプリを知って使ってもらうためには」をテーマに、これまで4回にわたって講義やディスカッションを重ね、この日学生たちによるプレゼンテーションが行われた。
プレゼンテーション終了後に取材に応じた憲剛氏は「サッカー界にいると考えつかないことばかりだった。彼らの知恵を借りることも必要。可能性のある時間ができたことは大きい」と学生たちの柔軟な発想に感心しきり。「今回のW杯は非常に盛り上がった。これをどうつなげていくか。それをつなげるためのJFA Passport。みんながサッカー界を盛り上げていかないと」と語った。
また、憲剛氏は自身の去就について「S級(ライセンス)の受講に今年行ければいいなと」。早ければ来年からJリーグで監督として指揮を執る可能性も出てくるが「そんなに甘いもんじゃない。なりたくてなれるものでもない。そういった話があった時に持っていないとなれないので。ここまで順調に来れている。一昨年、昨年といろんな所で指導の現場に行かせていただいて、また今季どういう関わり方をするか分からないけど指導者の道をまい進していきたい」とさらに指導者としてのスキルを磨くことを誓っていた。












