日本サッカー協会の反町康治技術委員長が、カタールW杯後に次期日本代表監督の選定を行った経緯を説明した上で、森保一監督(54)を続投させた決断に自信を見せた。
反町委員長は16日に、協会のホームページ上で連載しているコラム「サッカーを語ろう」を更新。「~2023年のはじめに~」として、昨年末に行われた技術委員会における議論などを振り返った。
「技術委員会を司る立場として帰国後、ただちに技術委員会強化部会を開催し、そしてその後は技術委員会を開催しそれぞれのメンバーを招集した」と切り出した反町委員長。続けて「そこで活発かつ冷静な議論を重ね、最終的に森保一監督の再任を技術委員会から上程し、12月28日の臨時理事会で承認を得られた。契約更新で森保監督と合意できたことを大変うれしく思っている」と続投で決まった経緯を説明した。
そして「W杯を戦い終えた監督に、引き続き指揮を執ってもらうのは日本サッカー界では初めてのこと。いろんな意見があることは承知しているが、世界のサッカーの流れを踏まえた上で技術委員会が出した答申には自信を持っている」と、その手腕を高く評価した上で、続投という技術委員会の決断に強い自信を見せた。
森保監督を高く評価した具体的なポイントも紹介。「森保監督はチーム戦術を浸透させることに重きを置いてやってきた。その上で、本番で戦うドイツやスペインの分析をすると、これまで積み上げてきたチーム戦術だけでは勝ちきれないものが見えてきた。勝つ確率を少しでも高めるために、対戦相手に対応していけるゲーム戦術をトレーニングで加えていった」。
さらに「それまでのチーム戦術だけに固執してドイツやスペインに粉砕されたら感動もへったくれもないわけだから、勝つために理にかなった戦術の採用だったと我々は評価している。採用するゲーム戦術を短期間の大会で浸透させていくには、それに応えられる選手がいないと難しい。幸い、その変更に耐えられる人選を今回はしていた」。森保監督のち密な分析や練習での指導力、的確な選手の選考や起用法などを絶賛した。
第2次森保ジャパンでも二人三脚で強力タッグを組んでいくことになりそうだ。











