〝悪魔仮面〟ケンドー・カシンが、新春の王道マットを大混乱に陥れた。

 2日の後楽園ホール大会でアジアタッグ王者の大森隆男は第2試合の6人タッグ戦に出場。だが、様子がおかしい。第1試合からセコンド業務をこなす覆面戦士ATMを指さすと、ブツブツと何かを指摘。違和感を感じたようだ。

 確かにATMは大森が脱いだTシャツを踏みつけてたたむなど、謎の行動が多かった。しかも、試合終盤には大森を羽交い絞めにし、長井満也の攻撃をアシストする始末。大森が助けを呼ぶと、今度は井上雅央に似た巨大モグラが登場し、大森、ATM、モグラが場外乱闘を繰り広げるというカオスな空間となった。

 大森がATMのマスクを脱がすと、正体はカシン。3日の後楽園大会ではアジアタッグ王者の大森&井上にカシンとNOSAWA論外の挑戦が決まっており、決戦前に襲撃に訪れたようだ。

 カシンは「すべてはアジアタッグのためだ!」ときっぱり。だが、その後は「ATMがこのマスクを送りつけてきた。中に現金が入っているのかと思ったら、ビール券1枚だった。俺は金で動くような安っぽい人間じゃない! カーベル伊藤は本当に金を持っているのか? サイバーファイトと…」と意味不明のことを口走りながら、後楽園ホール5階からエレベーターに乗り込んだ。