WWEの〝女王様〟シャーロット・フレアー(36)が電撃復活。スマックダウン(SD)女子王者ロンダ・ラウジー(35)からベルト奪回に成功した。

 2022年最後のSD(フロリダ州タンパ)でロンダは因縁のラケル・ロドリゲスを相手に防衛戦。2週前にラケルを襲撃して左腕を負傷させており、当然のごとく負傷箇所をアームロックで痛めつけた。激闘となった王座戦はコーナーでの攻防へ。ロンダはコーナー上段でラケルの左腕にアームバーだ。そのままリングに倒れ込んで、ラケルをマットに叩きつけたが、腕十字は離さない。一気に左腕を引き伸ばしてタップを奪った。

 ベルトを守ったロンダが勝利のアピールでマイクを握ったところ…何とシャーロットが登場。女王様は5月の「レッスルマニア・バックラッシュ」でロンダにベルトを奪われた上に、橈骨(とうこつ)を折られていた。アンドラデ・エル・イドロと結婚式を挙げたこともあって長期欠場に入っていたが、約8か月ぶりにリングに戻ってきた。

 ロンダは「腕の調子はどう?」と挑発して「ロイヤルランブル」(28日=日本時間29日、テキサス州サンアントニオ)での対戦を突きつけたが、シャーロットは「いや、今夜あなたに挑戦するわ」とその場での王座戦を要求した。ロンダは相棒シェイナ・ベイズラーの制止を聞かず、この日2試合目の王座戦を受諾した。

 ゴングが鳴ると、シャーロットはいきなりロンダの顔面にビッグブーツ。続けてセコンドのシェイナにも食らわすと、ロンダが立ち上がった瞬間にスピアーを放った。これはロンダにアームバーで返されが、女王様はロンダのタイツをつかんでクルリと丸め込んだ。レフェリーの死角を突く反則技で、ロンダを一気にフォールしベルトを奪い取った。

 歓喜のシャーロットは観客席に入り、白のSD女子ベルトを掲げた。これでロウ女子、SD女子、ディーバズ王座とWWE女子のシングル世界王座戴冠は通算14回となり、父の〝狂乱の貴公子〟リック・フレアーの世界王座戴冠16回に迫ってきた。インタビューでも「私はいろいろな人にいろいろなことを言うけれど、一つだけ違うのは、私があきらめないということ。(復帰の)適切な機会、適切な時期を待っていた。今、14回目なのよ。クレージーだわ」と胸を張った。