フィギュアスケートの全日本選手権最終日(25日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)6位の鍵山優真(19=オリエンタルバイオ・中京大)は156・44点、合計237・83点で8位だった。
冒頭の4回転サルコーで転倒すると、続く4回転サルコーも着氷が乱れた。後半のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、3回転フリップなどは成功させるも、得点を伸ばすことができなかった。約9か月ぶりの実戦を終え「初戦の難しさを感じた4分間だった。全然満足できる演技ができなかったので、悔しいし、申し訳ない気持ち。本来の出来から言えば、30%くらい」と唇をかんだ。
8月末に「左距骨疲労性骨障害、左腓骨疲労骨折」の診断を受け、グランプリ(GP)シリーズを欠場した。現在も完治はしていないが、自分の意志で全日本選手権への出場を決断。悔しい結果となった一方で「2日間を通して自分のやるべきことが明確に分かったので、しっかり休んで、ケガを治して次に向けて頑張りたい。全日本に出たことに後悔はなくて、むしろ前向きな気持ちで臨んでいた。早く治して来年は初戦から万全の状態で出たい」と悲観はしていない。
2022年は北京五輪で銀&銅メダル、世界選手権では銀メダルを奪取。しかし、後半はケガに苦しむなど、光と影を味わった1年となった。
「1年全体で考えると、五輪は万全な状態で出られたので良かった。今シーズンが始まってからは大変なこともあったが、まずはケガを治さないといけない。プログラムをもっともっと磨いて(振付師の)ローリー(ニコル)やシェイリーン(ボーン)から『パーフェクト』と言ってもらえるように頑張りたい」
全ては4年後のために――。この経験を自らの成長につなげる。












