感謝の思いを込めて――。「タカタイチ2人合わせて50周年記念興行」(19日、代々木)で、新日本プロレスのタイチ(42)がKOPW保持者・鷹木信悟(40)との「鷹木式ラストマンスタンディング・ランバージャックデスマッチ」に敗れ、タイトル奪取を逃した。
3カウントフォールの後、ダウンカウント「10」を取った者が勝者となる同戦は、壮絶な意地の張り合いとなった。ブラックメフィストで追い詰めたタイチだったが、最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンに沈んだ。
鈴木みのるが鈴木軍の年内解散を宣言しており、タカタイチ興行は今回が最後。タイチは鈴木軍メンバー全員の名前を呼んで感謝の言葉を口にすると「俺たちタカタイチ、一番!」と叫んで大会を締めくくった。
年内最終戦となる23日の新日本・後楽園大会では「鈴木軍ファイナル」と銘打たれた8人タッグ戦が決定。タイチはザック・セイバーJr.、金丸義信、DOUKIと組んで、みのる、ランス・アーチャー、エル・デスペラード、TAKAみちのく組と対戦する。
「鈴木軍らしい最後かなと思って。11年間の最後は、思う存分殴り合って終われればいいのかなと。お互いでケジメつけるのが俺ららしいんじゃないの」とラストマッチへの思いを明かす。
みのるは解散理由の一つに「もう俺の助けなんかいらねえじゃねえか。強えじゃねえか、みんな」と語っていた。その言葉に少しでも応えるためにKOPW奪取を狙っていたタイチだったが、それがかなわなかった以上、最後にやるべきことはただ一つ。みのるから勝って己の強さを証明するつもりだ。
「もちろん。そうでなきゃいけないかなと思うよ。こんなとこでTAKAを潰してもしょうがねえし。11年間、最初から最後まであの人の隣にいた俺が、鈴木軍をきっちり終わらせたいと思ってる」。今や誰もが認めるトップレスラーの一人となった男が、11年間の集大成を見せる。












