「タカタイチ2人合わせて50周年記念興行」(19日、国立代々木競技場第二体育館)で、エル・デスペラードとDDTの佐々木大輔(37)の初対決が実現し、互いに本格的な抗争開始を宣言した。

 デスペラードはこの日、ランス・アーチャーと組んで佐々木、MJポー組と対戦。互いに対戦を熱望してきた〝相思相愛〟の両雄は、序盤から一進一退の攻防を展開しエキサイトしていく。

 佐々木のラ・ミスティカ式クロスフェースをギターラ・デ・アンヘルで切り返したデスペラードだが、ピンチェ・ロコは決められない。クロスフェースとヌメロ・ドスの応酬が繰り広げられると、ポーがデスペラードのマスクに手をかけた直後に佐々木が暴走。イス攻撃を繰り出してしまい、試合はデスペラードの反則勝ちとなった。

 収まらない両者は決着後のリング上で大乱闘。佐々木が「止めるんじゃねえ。延長だ、延長!」と要求するが、デスペラードは「この点を次につなげようじゃないですか。タカタイチだったからできるカードだったかもしれないけど、俺とカリスマはどこのリングでもこうやって試合してるんだからよ」と再戦を提案する。

 さらにデスペラードは「次、俺1・4でタイトルマッチあるんですよ。俺はあんたとタイトルマッチがしてえんだよ。やろうじゃねえか。俺は葛西(純)さんと約束したから、必ず生きて次につなげるんだ」と豪語。来年1月4日東京ドーム大会で行われるIWGPジュニアヘビー級王座4WAY戦(王者・石森太二 vs 挑戦者・デスペラード vs 高橋ヒロム vs マスター・ワト)でベルトを奪取し、佐々木と防衛戦を行うプランを掲げた。

 デスペラードが「DDTさんに上がることになるかもしれねえ。あんたが新日本に来ることになるかもしれねえ。俺と葛西さんでフリーダムズ行って、そこにアンタが現れるなんてことがあるかも知れねえ。全部巻き込んで、俺は夢を見させてもらいますよ。言ってたでしょ、リングの上に政治はいらねえって。やろうぜ。ただ楽しく戦おうぜ。次はノーDQだ」と呼びかけると、佐々木も「お前が開けたそのドア、開けっ放しにしといてくれよ」と呼応。最後は約束の握手をかわし、再戦を誓いあっていた。