「タカタイチ2人合わせて50周年記念興行」(19日、国立代々木競技場第二体育館)で、鈴木みのる(54)が葛西純との大流血戦で勝利を収めた。

 みのるはこの日の大会でDOUKIと組み、葛西、本間朋晃組と対戦した。試合前に葛西から「お前、プロレス王なんだろ? ノーDQも立派なプロレスだ」と反則最低なしのノーDQ戦への変更を要求されると「最初からそのつもりだよ!」と受諾。いきなりイスの殴り合いを展開した。

 みのるは葛西のイス、フォーク、噛み付き攻撃によって顔面から激しく流血。しかし、急所攻撃から竹串を頭部に突き刺すと、一本足頭突きで応戦。相手の土俵で一歩も譲らない。

 一進一退の攻防から数的不利になったみのるは、葛西のパールハーバースプラッシュから本間のこけしを浴びてしまい窮地に陥る。それでもDOUKIが間一髪でカットに入ると、本間にヘッドバットを見舞って反撃。張り手の応酬から再ら頭突きを連発し、スリーパーホールドに捕獲する。鬼の形相で本間を絞め落とし、レフェリーストップ勝利を収めた。

 試合後のリング上では葛西に対し「まあまあ楽しかったぜ、世界一のデスマッチ王・葛西純。もう一度お前の前で名乗ってやる。俺がプロレス王・鈴木みのるだ」と豪語。壮絶な流血戦にも「血出たくらいでよ…こんなもんケガのうちに入らねえんだよ」と不敵な笑みを浮かべた。

 2011年5月から率いてきた鈴木軍を今年限りで解散することを宣言しており、今後の動向にも注目が集まっている。みのるは「『もう終わりですか』とか『悲しいです』とかいっぱい声かけてもらうけどさ、何言ってんだよ。鈴木みのる、可能性だらけじゃねえか。新しい扉どんどん開けていくぞ。その第一歩だ」と前だけを見据えると「俺はずっと先を見てるぞ。そして確実にそこに行くぞ」と言い切った。

「年齢がとかキャリアとか寝ぼけたこと言ってんじゃねえぞ。お前らナンセンスだ。若くたって才能がなければ、若くたってやる気がなければ、若くたって力がなければ可能性はゼロだ。今の俺はなんでもできるぞ。可能性は無限だ」