今年で49回目を迎えた東京スポーツ新聞社制定「2022年度プロレス大賞」選考委員会が15日に行われ、最優秀選手賞(MVP)は新日本プロレスのオカダ・カズチカ(35)が3年ぶり5度目の受賞を果たした。オカダは8月18日日本武道館大会で行われたG1クライマックス決勝戦(VSウィル・オスプレイ)でベストバウトも獲得。ダブル受賞という最高の形で団体旗揚げ50周年のメモリアルイヤーを締めくくった。

 ――3年ぶり5度目のMVP

 オカダ ありがとうございます。50周年というこの節目の年にMVPを取れてすごいうれしいっていうのもありますし。(アントニオ)猪木さんにもずっと、試合などに来て欲しいという話をしていた中で、亡くなってしまってですね。だけどこうやってMVPを取ることができて、しっかりと猪木さんにいい報告ができると思います。この流れに乗って、来年の1・4(東京ドーム)、猪木さんの追悼大会でもありますので、ベルトを取ってまた新しい、いい報告をしたいなと思います。

 ――過去のMVP受賞と比べて

 オカダ 正直、50周年だから頑張らなきゃなっていうのはなくてですね。毎年しっかり戦って、プロレスファンの皆さんにプロレスを楽しんでもらうのが一番だと思ってるので。50周年だから気合い入れたって訳でもないですけども。こうやってMVPを受賞できたということなので、それはすごいありがたい事だなと思いますし、胸を張ってまた来年に向けてやっていきたいなと思ってます。

天国の猪木さんにMVPを報告するオカダ
天国の猪木さんにMVPを報告するオカダ

 ――MVP受賞回数は5度目。猪木さんの6回が歴代単独最多記録だ

 オカダ あと1回取ったら猪木さんに並びますし、2回取れば超えられるという事なんですけども。だからと言ってあと2回取ったから〝猪木さん超え〟って訳にはもちろんいかないと思いますし。それ以上のものを、たとえMVPを取る事ができなかったとしても、違う形で猪木さんを追いかけていかないといけないと思いますから。

 ――オスプレイとのG1決勝がベストバウト

 オカダ G1クライマックスというのは、すごいつらい大会だったんですけども、決勝戦で取ることができてすごいうれしいですね。本当、すごい濃い1年でしたけども。試合もそうですし、OBの方たちが来られたりとかして、この50周年はすごかったんですけれども、その中で、試合を評価していただいたのはすごくうれしいですね。

 ――対戦相手への特別な思いは

 オカダ オスプレイと取れたというのはやっぱりうれしいですね。もともと僕が新日本プロレスに呼んだ選手ですし、そこからここまで成長して、こうやって取る事ができたので。オスプレイは悔しいと思いますよね。ボクも負けた試合でベストバウトっていうのは悔しいので『次は勝って…』と思ってるでしょうけども。やっぱそこはさせませんよっていう気持ちはあります。

オカダとオスプレイの超空中戦
オカダとオスプレイの超空中戦

 ――キャリアの中でも記憶に残るような試合だったか

 オカダ ベストバウトに選ばれたということであれば、新日本プロレス50周年にふさわしい戦いだったのかなとも思いますし。やっぱり毎年毎年そういう試合をできてるっていうのは、プロレスファンの皆さんに届けられているなという気持ちはあるので。また皆さんの心に響くような、残るような試合をまだまだやっていかなければダメだなとも思いました。

 ――来年の抱負は

 オカダ 50周年はすごかったよね、という風に言われないように、また来年もしっかりと盛り上げて行かなければいけないと思いますし。他団体でも色々と盛り上がってきているところもたくさんあると思いますから、そこに負けないように新日本プロレスまだまだ、業界のトップとして引っ張っていかないといけないと思いますので。引っ張っていくっていうのはやっぱりIWGP世界ヘビー級王者だと思うので、1・4(東京ドーム大会)で取って、また来年もMVPやベストバウトを取れるような活躍をしていきたいなと思います。

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