【ブレア・ダベンポート(NXT)】元NXT・UK女子王者の里村明衣子のかつてのライバルで、NXT・UK活動停止後は、米国NXTに殴り込みをかけて女子王座に照準を合わせているのがブレア・ダベンポートだ。

 イングランド・ヨーク出身の26歳。170センチ、68キロと女子では恵まれた体格を持つ。2012年にニュージーランドの独立団体でトレーニングを重ねて16歳でデビュー。その後は英国に戻り、独立団体で地道にキャリアを積んだ。

 日本ではビー・プレストリーのリングネームで17年に初来日。19年5月にはスターダム所属となり同時に米AEWとも契約。日米でトップレスラーとなった。

 21年6月にはWWEと契約。ブレア・ダベンポートにリングネームを改めてNXT・UKを主戦場とする。故郷に戻ったブレアは水を得た魚のようにザイア・ブルックサイド、ニーナ・サミュエルズ、エミー・マッケンジーなどUKのトップ勢を連破。22年1月には、当時“ファイナル・ボス”として君臨していたNXT・UK女子王者里村への挑戦権を得た。

 しかし力及ばずUKデビュー以来初の敗戦を喫する。執念の鬼と化したブレアは、2月にUK史上初のジャパニーズストリートファイトマッチで再挑戦するも、無念の負傷でTKO負けを喫した。

 ここから流れは急転する。WWEは8月18日に23年のNXTヨーロッパ設立を発表。NXT・UKは9月をもって休止となったのだ。さらに発表の直前の16日、ブレアは米NXT「ヒートウェーブ」に乱入。「私が未来のNXT女子王者よ!」とアピールした。

 衝撃的展開は続いた。9月4日「NXTワールズ・コライド」ではNXT女子王者マンディ・ローズ、NXT・UK王者の里村、ブレアの3WAYによる史上初の女子英米統一戦が実現。マンディがブレアから3カウントを奪って王座を統一。里村の在位記録は451日でストップした。

 今後明らかになるであろうNXTヨーロッパの全貌と同時に、ブレアの活躍から目が離せない。