負傷欠場中の女子プロレス「スターダム」白川未奈が不穏な動きを見せている。

 3日の広島大会でワンダー王者の上谷沙弥に挑戦したが、王者のフェニックススプラッシュがアゴに命中。それでも試合後は「歯もなくなってアゴもずれて、ベルトも取れなくて超地獄だけど、絶対に白いベルトを巻いてみんなの生きる希望になる」とベルトへの思いを叫んだが、翌日の検査で「顎部打撲及び口腔部の負傷」と診断され、出場中のタッグリーグ戦「ゴッデス・オブ・スターダム」を欠場となった。

 そんな白川が29日に空港に向かったという情報を得た。パスポートを手にしていることから、海外に渡航するようだ。駆け付けた記者を見つけると一瞬驚いた表情を見せたが、ケガの治り具合や復帰時期については無言を貫いた。

 ただし、突然「欠場中に自分の魂とこれでもかってくらい会話をした。『ララァ、私を導いてくれ』みたいにね。私の魂がニュータイプを求めていた」と大好きな「機動戦士ガンダム」の名言を織り交ぜて語り始めた。

 そして「私はさらに上に行くために、大きな行動を起こすつもり。これはその準備。チアーズ! じゃあね」と言い残し、まるでザクのような深緑のコートを身にまとい足早に去った。

 果たして白川はどこに向かい、何をしようとしているのか。何やら動向が注目になってきた。