ソフトバンクの椎野新投手(27)が25日、契約更改に臨み、年俸1900万円の現状維持でサインした。

 今季は18試合に登板して防御率4・01の成績だった。首脳陣と話し合って来季は先発を目指すことになった。

 身長196センチの椎野。秋のキャンプでは、同じく192センチの長身を誇る新任・斉藤和巳投手コーチからアドバイスをもらったという。

「シーズン中に疲れが来るとガクッとパフォーマンスが落ちてしまい一気に点を取られたりする。『大きいと疲れが大きい。そうなった時にあと1歩踏み出せるかはお前次第だ』と言われた。大きいと(疲労により投球フォームの)修正が追いつかなくなってしまうから、そういう時こそ、下を使え、下半身を使ってと言ってもらった」。

 2度の沢村賞に輝いた斉藤和コーチからの〝金言〟に「かなり響いたものがあった」と目を輝かせていた。(金額は推定)