10月1日に死去したアントニオ猪木さん(享年79)の銅像が建立されることが、本紙の取材でわかった。24日には神奈川・横浜市鶴見区にある曹洞宗大本山総持寺で四十九日法要が執り行われ、プロレス・格闘技界から選手、関係者ら55人が参列。猪木家の墓は近日中に改修され、師匠の力道山同様に銅像が建つ予定だという。気になる〝猪木像〟の完成予想図を本紙が独占公開――。
四十九日法要には猪木さんの弟子だった藤波辰爾、小川直也氏、藤田和之をはじめ、新日本プロレス、全日本プロレス、ノアの所属レスラーが参列。格闘技界からもRIZINの榊原信行CEO、元K―1イベントプロデューサーの谷川貞治氏らが顔を揃えた。
ファンに向けての「お別れの会」は来年3月7日に東京・両国国技館で行われることが決定。猪木さんが創設した新日本と、マネジメント会社「猪木元気工場(IGF)」の共催となる。
IGFの高橋仁志社長は「猪木さんにとって思い出深い地ですし、最後に『24時間テレビ』でテレビに生出演したのも両国国技館。たくさんの思い出のある会場で皆さんとのお別れの場をつくれればと思いました」と説明。お別れの会後には、プロレス・格闘技の力を結集したオールスター追悼興行も企画していることを明かした。
さらに同社長によれば、猪木家の墓所に銅像を建てる計画が進んでいるという。基本的に墓石は墓地に一つしかつくれないが、「アントニオ猪木」という不世出のレスラーの功績をたたえるための〝猪木像〟が新たに建つことになる。
くしくも東京・池上本門寺には、猪木さんの師匠にあたる力道山の墓地に銅像が建てられている。「見た感じ分かりやすいほうがいいでしょう。力道山先生のように。なので、今のお墓を全部改修するんです。予算もかなりかけて。命日の来年10月1日までに間に合わせる必要があるので、像をつくったりするのもそれまでには」(高橋社長)。ゆくゆくは猪木さんのファンが〝聖地〟として訪れることができるように、シンボルが必要との考えのようだ。
本紙は猪木家の墓所完成予想図も独占入手。墓石の手前に猪木さんの上半身の銅像が建てられる予定で、墓標には猪木さんを象徴する「闘魂」の文字や、引退試合(1998年4月、東京ドーム)で朗読された「道」が刻まれることなどが検討されている。
総持寺は昭和の大スター・石原裕次郎さんの墓があることで広く知られており、猪木家の墓地価格も1億円はくだらないとされる。改修費と銅像建設費には莫大な予算がかかるが、高橋社長は「(銅像は)すべて最高級のものでつくる見積もりを出しています。100年たっても残るものにしたいと思っていますので」と語った。
「力道山先生がプロレスの生みの親ならば、猪木さんと(ジャイアント)馬場さんが育ての親」というように、銅像建設計画には、猪木さんが偉大なる師匠に匹敵する功績をプロレス界に残したという意味合いも含まれている。燃える闘魂は永遠にファンの前に立ち続ける。












