思い出の大会でひと皮むけた。フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦NHK杯初日(18日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)、女子ショートプログラム(SP)が行われ、住吉りをん(19=オリエンタルバイオ・明大)が68・01点をマーク。自己ベストを3・91点更新し、3位につけた。
ノービス時代にエキシビションで滑ったNHK杯の舞台で、シニア転向1年目のヒロインが最高の輝きを放った。冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を決めると、3回転フリップ―トーループの連続ジャンプ、3回転ルッツも着氷。ほぼノーミスの演技に「本当に自分で満足のいくものができた。今季なかなか思うような演技ができなくて悩んできたSPだったので、やっとできたかという感じ」とホッとした表情を浮かべた。
19日のフリーでは、国際スケート連盟(ISU)公認大会で日本女子初となる4回転トーループの成功に期待がかかる。「100%挑む方向でいる。完成度としては(GPシリーズ第3戦の)フランス杯から帰ってきてから調子が落ちていることもあって、調子がいいとは言えない」としながらも「感覚としては悪くない。明日の朝に調整して挑めば、しっかり降りられると思う」と力強く語った。
フランス大会では3位に入った住吉。2大会連続の表彰台へ、SP同様に自らの力を100%出しきってみせる。












