過去の自分たちを上回った――。フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦NHK杯初日(18日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)、ペアのショートプログラム(SP)が行われ〝りくりゅう〟こと三浦璃来(20)、木原龍一(30=ともに木下グループ)が世界歴代5位となる78・25点をマーク。自己ベストを3・80点更新し、堂々の首位発進を決めた。
GPシリーズ第2戦スケートカナダで同種目日本勢初Vを成し遂げた〝りくりゅう〟が、この日も観衆を魅了した。SP曲「You’ll Never Walk Alone」に合わせ、冒頭のトリプルツイストを成功させると、その後も息の合ったジャンプ、ステップ、リフトを披露。演技後に満面の笑みで喜びを分かち合った〝りくりゅう〟に対し、海外のペアからは「日本のペアは本当にすごいスコアだった」との声が聞かれたほどだ。
壁を乗り越え、確かな成長を実感している。7月に三浦が左肩を負傷し、9月中旬まで一緒に滑ることはできなかった。木原が「練習を再開してもイメージと現実のズレが大きくて、なかなか2人の思い描くような滑りや練習ができなかった」と回想するように、思い悩んだ時期もあったが、コーチ陣の支えもあり復調。「常にポジティブな気持ちになれるように導いてくれた。気持ちのサポートは大きくて、感謝している。ありがとう、ブルーノ」と頭を下げた。
2年連続となるGPファイナル(12月8日開幕、イタリア・トリノ)出場がグッと近づいた。しかし、三浦は「私たちのいいところを前面に出したい」と平常心を強調。19日のフリーも普段通りの〝りくりゅう〟で勝負する。











