巨人の原辰徳監督(64)が1年目左腕にサプライズでの〝二刀流指令〟だ。

 宮崎秋季キャンプ最終クール初日(17日)、ブルペンで約100球を投げ終えた1年目左腕・代木大和投手(19)に指揮官が「バッティング場で待ってるぞ」と声をかけた。阿波野投手チーフコーチに許可を得たうえで、そのまま野手陣のフリー打撃に加えた。

 代木は左打席に入ると49スイングで2本の柵越えをマーク。明徳義塾からドラ6で入団した代木は甲子園での2本を含む高校通算11本塁打を誇る。入団会見では将来の夢として「二刀流」を掲げていた。

 原監督は「いろんな可能性を見ておきたいなと思って。天気も良かったですし」と笑った。投手一本で勝負させるが「先発を勝ち取れば、3打席、4打席出ることになりますから」と打棒にも期待を寄せた。

 代木は「1年ぶりくらいの外でのバッティングだったんですけど、やってないとやっぱり難しいなと。1年目から経験できたのは来年につながるものもあると思う」と指揮官からのまさかの〝指名〟に顔を上気させた。

 一軍ローテに定着すれば自身の打撃が勝利につながる可能性もある。大きな夢に向けて投球練習と合わせてバットも振っていく。