阪神・佐藤輝明内野手と中野拓夢内野手が12日から阪神秋季キャンプ(高知・安芸)に合流予定。侍ジャパンでの戦いを終え、チームに復帰する両者は来季の虎の浮き沈みを握るキーマンでもあるだけに、岡田彰布新監督も腕まくりをして2人の若虎を待ち構えている。

 合流初日から岡田監督は佐藤輝の打撃フォーム改造に着手する考えだ。背番号8の最大の課題を「足腰の弱さにある」とみている指揮官は、規格外男の下半身をこれでもかとばかりにイジリ倒す――。以下、岡田監督との主な一問一答。

 ――日本代表から佐藤輝が帰還。ついに打撃改造に着手する

 岡田監督 いやいや、そらやらなあかんわなあ。そんなん、お前。

 ――(評論家時代も含め)今まで見ていて「改善すべき」とみている部分は

 岡田監督 いや、基本的に足が弱いと思うな。下半身が。足いうか下半身な。スタンス狭いやろ、はっきり言って。スタンス狭いいうことは、重心が高いいうことやからな。もうちょっとグッと下半身が踏み込んでいけへんもんな。あの足の長さやと、もうちょっとスタンスいるで。おーん。狭かったら軽すぎるやんか。クルクルクルクル回って。力がない

 ――走り込みをさせるのか、バットを振りこませるのか

 岡田監督 両方やろな。基本的には下半身は弱いと思うな。体力的にな

――差し込まれがちだと以前に指摘

 岡田監督 だから、スタンスが狭いから差し込まれるんやろ。自分で打ちにいってないから。待ちの姿勢ばっかりやんか。スタンスが狭いと。広かったら自分からバッとピッチャーの方にいけるけどな。それがないから。かなり差し込まれると思うよ。差し込まれたらもう弱いやん。結局、スタンスが狭かったらな。クルっと回るだけしかないわ。だから、スタンスを広くしてやっぱり、押し込まなあかんのやから。150ぐらいの速いボールが来るんやから、ある程度、下半身も向かっていくな。衝突じゃないけど、向かっていくその力が必要やわな
 
 ――意識から伝えていく

 岡田監督 一番変えなあかんのは佐藤(輝)かもわからん。そうと思うけどな。今の打撃とか状況をな、ゲームの打撃を見とってもな

――課題がありながら、これまで一定の成績が出ている。ポテンシャルは当然高い

 岡田監督 そらそうや。あれでホームラン20本以上打てるんやもんな

 ――まずは守備より打撃

 岡田監督 バッティング、バッティング。サードやったらある程度できる。サードも1年目から内野の中で一番うまいと思ってたもん。