大改造で一皮むける。巨人の赤星優志投手(23)が10日、宮崎秋季キャンプでブルペン投球を行い、新たなフォームを披露した。

 短期間でものにした。8日にブルペン入りした際には、原監督から「何か特長を持たないと」と進言され、投球時に視線を外して打者の気をそらせるコツを伝授された。その後には久保巡回投手コーチから、テイクバックを大きくして球に力を込める投法を指導された赤星は練習後、「いいボールも結構あったので良かった」と手応えも口にしていたが、そこからの吸収も早かった。

 首脳陣からの直接指導から2日たった10日、ブルペンに入ると、今までとは見違えるようなフォームと球威を披露。両首脳陣に指導を受けた内容が合わさった新フォームで72球を投じると、その力強さに原監督も「う~ん、いいね!」と感嘆の声を漏らした。

 たった3日間で新たなフォームの型を習得した赤星は「高校の時は(体を)倒して投げていたので、その感覚も残っていたのかなと思います」とスピード会得の要因を説明。さらなる習熟度アップに向けて「キャンプ中はしっかり取り組んで自分のものにしたいと思います」と意気込んだ。

 右腕の成長に首脳陣も驚きを隠せない様子。原監督は「本人も気持ちよさそうに放っているもんね」と評価すれば、久保コーチも「姿、形、立ち姿という様が良くなってきたっていう気がしますね」と絶賛した。

 今後は13日のソフトバンクとの練習試合に登板予定で、実戦での確認が主なテーマ。短期間でつかんだものをどれだけマウンドで発揮することができるか、注目だ。