WWEのサウジアラビア決戦「クラウン・ジュエル」(5日=日本時間6日、リヤド)で、〝ザ・ビースト〟ブロック・レスナー(45)が〝筋肉魔人〟ボビー・ラシュリー(46)に辛勝も、まさかの醜態をさらした。

 ビーストは自ら仕掛けて、抗争に突入したラシュリーと遺恨決着戦。入場途中でラシュリーに襲われ、鉄階段に叩きつけられた。これで、いきなり左ヒザを負傷。続けてスピアーで吹っ飛ばされた。ゴングが鳴っても、バリケードごと破壊するラシュリーのスピアーを浴びて防戦一方となった。

 それでもレスナーは、ジャーマン3連打のスープレックスシティーで何とか反撃。必殺のF5も放ったが、踏ん張りがきかずに決定打とはならなかった。

 ペースを奪えないレスナーは、ラシュリーのスパインバスターからのハートロック(変型羽交い締め)で失神寸前に…。レフェリーの問いかけに「ギブアップしない。黙れ!」と必死に抵抗すると、起死回生でターンバックルを蹴り、転倒しながら相手を強引に押さえ込んで3カウントを奪った。

 だが、ラシュリーは納得いかない。試合後もレスナーをハートロックで捕らえて締め上げた。苦痛で顔を真っ赤にしたレスナーは、技を解かれてもロープにもたれて動けなくなった。そのうつろな表情は勝者のものではない。ラシュリーも自身のツイッターに「ブロック・レスナーの命を奪った人数 ボビー・ラシュリー」と記し、〝勝利〟を宣言した。

 最強ビーストにとってはショッキングな辛勝となった。