中日・立浪和義監督(53)が1日、沖縄・那覇市の沖縄大を訪れ、ドラフト1位で指名した仲地礼亜投手(21)にあいさつを行い〝オーバーペース禁止令〟を出した。

 最速151キロを誇る速球と多彩な変化球が魅力の本格派右腕に対し、1年目から即戦力として期待する指揮官は「当然、ローテーションに入ってもらいたい」と言いつつも「ただ、結果の世界。先発は争う投手も多いので、そういったところにもチャレンジしてほしい。まだ実際に投げているところを見ていない。投手コーチと相談しながら長く活躍してもらえるような投手を目指してもらいたい」と将来性を一番に買っている。

 2月から沖縄での春季キャンプを控えており一軍は北谷、二軍は読谷で行われるが、振り分けは未定。「(地元の)沖縄で相当、注目も高いと思うし、焦らせてはいけないという思いも強い。1月の練習内容を見て、そこでキャンプのことは決めたい。ただ、彼は読谷出身だし、どうしてもドラフト1位だと、良いところを見せようと、気持ちが、はやるところもある。特に1年目のスタートは大事なので、そのへんを考えてやっていきたい」と慎重な姿勢を見せる。

 その上で、練習の虫とされる仲地に対し、ブレーキをかけることも視野に入れており「真面目に練習するということは一つ、大事なこと。ドラフト1位だから当然、注目されるし、キャンプは沖縄なのでオーバーペースにならないように。そういったことを含めて、自分がしっかり管理していかないといけない」ときっぱり。指揮官自ら金の卵がけがしないように、目を光らせるつもりだ。

 負けず嫌いの面もあり、開幕一軍を狙っている仲地だが、1年目は飛ばし過ぎないように「徐々に自分でも意識して投げすぎないようにしたい」。さらに「1年間ケガしないで、しっかりやり抜きたい。その中で一軍で結果を出せればいい」とプロでの活躍を誓いながらも故障だけはしないよう警戒した。