中日から戦力外通告を受けた平田良介外野手(34)が、31日にナゴヤ球場で自主練習を行った。ノックやマシン打撃などで汗を流した平田は「まだまだ野球がしたいですし、プロ野球選手としてNPBでプレーしたいです」と改めて現役続行に強い意欲を見せた。

 現時点では他球団からのオファーは来ていないが「体が動かないとかバットが振れないとかだったら引退していた。コンディションはすごくいい状態です。故障はないです」と体調面については100%に近い自信を持っている。昨年7月に発症した「異型狭心症」についても現在はまったく心配ない状況だという。

 平田については関係者の間からも「まだまだ十分やれる」という声があがっている。コーチ経験のある中日OBは「平田が今年打てなかったのはランニングが十分にできなかったから。走ることができないと体のキレがでてこないから速い球に差し込まれたりする。でもコンディションさえ戻れば大丈夫。打撃も守備も十分に戦力になる」と太鼓判を押す。チーム事情に詳しい関係者も「平田は肩がいいし、捕球してから送球までが速い。打撃もパンチ力がある。チームの若返り方針で戦力外になったけど、どの球団に行っても十分に働けるはず」と通算1046安打、105本塁打を放っている平田の潜在能力を高く評価している。

 今後は合同トライアウトは受けず、ナゴヤ球場で練習しながら11球団からのオファーを待つという。「(入団テストの話があれば)受けさせてもらいに行きたいです」という平田に朗報は届くか――。