巨人は25日、山口俊投手(35)に来季の契約を結ばないことを通知した。

 右腕は2016年オフにDeNAからFAで加入。19年には15勝4敗の好成績でリーグ優勝に貢献し、最多勝と最高勝率のタイトルも獲得した。同年オフには球団史上初となるポスティングシステムを利用し、ブルージェイズに移籍。その後はジャイアンツ傘下の3Aでプレーし、昨年6月に巨人に復帰を果たしたが、故障も重なった今季は一軍で1試合の登板に終わっていた。

 また、この日は八百板卓丸外野手(25)も戦力外通告を受け、戸田懐生投手(22)は自由契約となった。リーグ4位に沈んだ今オフは支配下上限の70人を保有していたこともあり、大幅な血の入れ替えが断行されている。すでにチーム最年長だった井納翔一投手(36)らが戦力外が言い渡され、リハビリ中の梶谷隆幸外野手(34)らは自由契約となり、育成契約に移行する見込みだ。

 戦力外や育成落ちを含め、この日の3選手を合わせると計17人が今季の支配下メンバーから姿を消したことになる。助っ人勢の見直しも不可欠で、その人数は今後さらに増える見通し。ドラフトでは目玉の一人だった高松商・浅野ら支配下で5選手を指名したが、巨人に厳しい秋が到来している。