WWE・ロウで、新日本プロレスとの〝ダブルブッキング騒動〟の渦中にいるカール・アンダーソン(42)が、痛いフォール負けを喫した。

 サウジアラビア決戦「クラウン・ジュエル」(11月5日=日本時間6日)では「The O.C.(OC)」(AJスタイルズ&ドク・ギャローズ&アンダーソン)と、闇落ち軍「ザ・ジャッジメント・デイ(JD)」(フィン・ベイラー&ダミアン・プリースト&ドミニク・ミステリオ)が、6人タッグ戦で激突する。

 一方でOCのアンダーソンは、新日本プロレスのNEVER無差別級王座を保持。サウジ決戦同日の11月5日には、新日本・大阪府立体育会館大会でヒクレオを相手にV2戦が予定されていた。「ダブルブッキング」状態となったが、アンダーソンは大阪大会欠場を一方的に発表。26日には新日本が、アンダーソンが大阪大会に来日せず、NEVER王座戦を反故(ほご)にした場合には王座返上を要求すると発表し、騒動になっている。

 26日配信のロウ(ノースカロライナ州シャーロット)では、サウジ決戦へ向けてOCと闇落ち軍がリング上で対峙。渦中のアンダーソンはJDリーダー格のベイラーと一騎打ちを要求し、そのままゴングとなった。

 アンダーソンはシットダウンパワーボム、ガン・スタン、雪崩式ブレーンバスターと大技で攻め込んだ。場外ではセコンドのAJとギャローズが、JDのドミニクとプリーストの介入を阻止。だが、ギャローズはJD女性メンバーのリア・リプリーから鉄柱に叩きつけられると、何と豪快なボディースラムでぶん投げられてしまった。

 リング内のアンダーソンはベイラーを担ぎ上げたが、ドミニクがレフェリーを引きつけたスキにまたもリアが介入。アンダーソンの背後から急所打ちを見舞った。悶絶したアンダーソンはベイラーに押さえ込まれ、3カウントを奪われた。

 OCはリア1人にかき回された格好。アンダーソンは新日本とのトラブルと、リアという厄介な存在を抱えたまま、サウジ決戦に臨むことになった。