【ドラフト1位の素顔 DeNA・松尾汐恩捕手(18=大阪桐蔭)】高校ナンバーワン捕手が〝ニュータイプ〟を目指す。DeNAについて「投打のバランスが取れて常に上位で戦っている。即戦力で使ってもらえるような選手になりたい。今永さんとバッテリーを組めるようになりたい」と目を輝かせ、三浦監督には「小さいころから見ていた偉大なピッチャー。ああいう選手になりたいと思っていた」と憧れを口にした。

 高校通算38本塁打のパンチ力に加え、強肩とスピード感あるフィールディングが強み。センバツ大会V、夏8強を経てU―18W杯で銅メダルを獲得し、栃木国体も制した。捕手ながら「打って走れる捕手は最近いないと思う。そういうところに向けて挑戦したい。どこでも守れるのが自分の強み。新しい選手になりたい。トリプルスリーを目標にしたい」と誓った。

 それだけではない。主将を務めた仲のいい星子は「あいつは投手もできる。もともとショートをやっていたし、中学3年まで投手もやっていて142キロ投げていた。あのまま続けていたらエースになっていたかもしれなし、ホントどこを守ってもすごい。そんな選手は先輩にもいないです」と太鼓判を押す。

 メンタルの強さもオリ紙付きで「切り替えが早くて落ち込まない。泣いたのは夏に下関国際に負けた時だけ。こいつも泣くんやと思った」とし、さらに「〝明日はホームラン打てそうだ〟と言ったら本当にそうなる。国体の決勝の時もそうでした。何か持っている」とそのポテンシャルに舌を巻く。最強軍団の攻守の要となった大器がプロでも万能ぶりを発揮する。