新日本プロレスのSANADA(34)が、地方活性化に意欲だ。
「NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント」1回戦(16日、長岡)でタイチ(42)と激突。テレビ朝日の申し出により新設された同王座は試合時間が15分1本勝負で統一され、トーナメントから採用された。
実力者同士の一戦は、残り1分を切っても一進一退の攻防が続く。SANADAはタイチ式外道クラッチを切り返すと、執念のオコーナーブリッジで3カウントを奪取。時間切れによるコイントス発動まで残り3秒での劇的勝利で、KENTAとの2回戦(30日、千葉・幕張)に駒を進めた。
ベルト乱立につながりかねない王座新設については賛否両論があるが、SANADAは「何でも否定から入るのは好きじゃないので。新しいことをやる時は批判がつきものですし」と理解を示す。特に地方会場での王座戦開催というタイトルのコンセプトには賛同しているという。
「固定概念は崩したいですよね。IWGPだと、どこでタイトルマッチをやるか年間でだいたい決まっちゃってるじゃないですか」
高校時代の2005年10月に地元の新潟市体育館で観戦した全日本プロレスの3冠ヘビー級選手権(王者・小島聡vsジャイアント・バーナード)を今でも鮮明に覚えていることも、SANADAを後押しする。
「地方でもタイトルマッチがあるんだってなると、お客さんにとっては夢がありますよね。それこそ、このベルトには47都道府県でタイトルマッチができる可能性もあるんじゃないですか」。団体の底上げを見据えた上での初代王座取りに気迫をみなぎらせた。












