連敗で土俵際に追い詰められた。ソフトバンクがオリックスとのCSファイナルステージ第2戦(京セラ)に3―4で敗戦。アドバンテージを含めて3敗となり王手をかけられた。

 藤本監督は「点を取って取られて。なかなかしんどいゲームだった」。最後は自ら切り出す形で「もう、しょうがない。崖っぷちや。1敗もできへんわけだからね。明日、頑張ります」と絞り出して前を向いた。

 CS突破を見据えた上で想定外の敗戦だった。初戦は相手の絶対エース・山本が待ち構える状況。苦戦は想定されており、この第2戦が絶対に落とせないカギとなる試合と見られていた。

「初戦は勝つことができれば大きかったけどチームとしても割り切れている。大事なのは今日勝つこと。3戦目は(自軍のエース)千賀が投げる。2勝2敗に持ち込めればいける」(チーム関係者)

 しかし、打つ手がはまらず点差以上に厳しい敗戦となった。相手先発・宮城との相性を買って電撃昇格させたリチャードが2打席2三振と不発。今季初の連投で起用した2番手・大関が3イニング目に杉本に決勝2ランを浴びた。その杉本はシーズンでは打率1割8分1厘、2本塁打に封じた相手。指揮官は「そんなに急に変わるものではない。攻め方はシーズンと同じでいいのかなと思う」と眠らせておくことを掲げていたが…。2試合で7打数5安打1本塁打5打点と大暴れを許している。

 シーズンでも3勝10敗と苦しめられた敵地で厳しい状況に追い詰められた藤本ホークス。踏ん張れるか。