フィギュアスケート女子の坂本花織(22=シスメックス)は一歩ずつ〝大人の階段〟を上っている。

 昨季は北京五輪で銅メダル、世界選手権で金メダルを獲得するなど、世界に〝かおちゃんスマイル〟を見せつけた1年となったが、9日に都内で行われたGPシリーズに向けた会見では、今季のテーマを「チャレンジ」と設定。「4年の節目を終えて、次に向かっての第一歩となるシーズンが今季。気持ちを新たに切り替えて、いいスタートが切れるようなシーズンにしたい。自分自身やりたいこともたくさんあるので、チャレンジ精神旺盛のまま、頑張っていきたい」と力強く宣言した。

 17歳で2018年平昌五輪、21歳で22年北京五輪を経験。早くも2度の大舞台に立ったが、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪も視野に入れている。「平昌は勢いだけで行けた。北京までの4年間は実績を積んで迎えたので、平昌のときと全く違う感覚で挑めた」と振り返りつつも「北京までの4年間はなんでもかんでもガムシャラにやればできるって気持ちだけでやってきた。でもこれからの4年は、そういう気持ちだけではできない部分が大きくなってくる。年齢を重ねて、体を大事にしないといけないと思うことが多いので、自分を大事にしながら次の4年に向けて、成長していけたら」と見通しを語った。
 
 毎年変化があるのは当然のこと。2度の五輪経験を生かし、最善の道のりを選択していく。