巨人のドラ1守護神・大勢投手(23)が今季最終戦となった2日のDeNA戦(横浜)で9回に登板。連打と味方の失策などで一打逆転のピンチを迎えたが、なんとかしのいで新人最多タイ記録となる37セーブをマークした。

 最後は二死二、三塁とサヨナラ負けのピンチで、桑原をフォークで空振り三振に仕留めた。ガッツポーズをつくった背番号15は「前半戦3連投なしでいったり、登板間隔だったりというところの配慮といいますか、調整を桑田投手チーフコーチはじめ、監督さんが考えてやってくださったおかげでケガなくシーズンを乗り越えられたと思いますし、野手の皆さんに助けられながら、37セーブできたかなと思っています」とあくまでも謙虚だった。
 
 プロ初シーズンを完走したことで、ようやくポーカーフェースを崩した。「後半戦はずっと。8月、9月はしんどかったですね。体力的な部分が一番大きかったかなと思います」と本音をポロリ。

 感謝を伝えたい人を聞かれた背番号15は「桑田さん」と即答。理由について「自分だけじゃなくて、ピッチャーの皆さんの体調だったり、メンタルだったりというのを本当に配慮していただいて、本当に僕たちのために犠牲になっていただいた」と明かした。

 続けて「ピッチャー陣としては、しっかり日本一になるというのが桑田さんへの恩返しとやってきたんですけど、結果として桑田さんに恩返しができなかったというのは、自分的にも悔しいです」と唇をかんだ。

 さらに上を目指せる自信はある。「方向性とかは定まってきました。でも、それを100%表現できていないので、そういうところが来季への課題なのかなと思います」と早くも来季を見据えていた。