女子プロレス「スターダム」の葉月(25)が、〝ブラック・ピーチ〟こと渡辺桃(22)の極悪殺法を封じる。

 2か月にわたり激闘が繰り広げられたシングルリーグ戦「5★STAR GP」は、10月1日の調布大会(東京・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ)でいよいよ最終公式戦が行われる。

 ブルースターズは勝ち点15でジュリアが首位に立ち、葉月、スターライト・キッド、鈴季すずの3人が勝ち点14で追う状況だ。

 7月30日大田区大会の開幕でジュリアを破った葉月は、これで波に乗り、開幕から破竹の7連勝。その後に4連敗と失速したが「最初に調子がよすぎた分、後に響いたのがある。でも、最初に点数を稼いだことで優勝の可能性が残っているわけだしね。それに5★STARの歴史で7連勝はいなかったと思うから、新しい歴史をつくれたのかなって」と胸を張った。

 最終公式戦では極悪軍団「大江戸隊」の渡辺と激突する。レガースにスパナを忍ばせた〝スパナキック〟が猛威を振るうが、葉月は「すっかり桃は大江戸隊に染まったね。スパナを使ってくるなら、使ってくればいいんじゃない。対策も考えているし。負けて悔しがる桃の顔が見たいね。あのスパナキックでケガ人も出てるから、私がこの試合で封印させてやるよ」と自信をみなぎらせた。

 渡辺戦に勝利すれば、葉月は勝ち点16となる。ブロック突破の行方を占うのが、同日のジュリア vs 鈴季だ。ジュリアが引き分けで勝ち点16に並んだ場合、直接対決の結果から葉月の突破が決まる。また、鈴季が勝利し勝ち点16で並んでも、同じく直接対決の優劣から葉月が同日の優勝決定戦進出を決める。

「桃にも勝てるし、ジュリアがドローでも(優勝決定戦に)行けるから私が有利。レッドスターズは誰が上がってくるのか分からないけど、私が優勝するというのは変わらない」と語気を強めた。

 初制覇を果たせば、狙いは一つしかない。朱里が持つワールド王座取りだ。昨年10月の現役復帰後、11月の川崎大会で当時の王者・林下詩美に挑戦したが、ベルトには届かなかった。

「復帰から2度目の挑戦になるけど、復帰した直後より感覚とか戻っている。この勢いがあれば(ベルトを)巻けるんじゃないかって思っている」

 まずは渡辺との最終公式戦に集中する。