元日本ハムの斎藤佑樹氏(34)が、7日に亡くなった元早大監督の恩師・応武篤良氏(享年64)を悼んだ。
応武氏は2005年春から母校の早大野球部監督に就任。10年まで務めると、斎藤佑樹、大石達也、福井優也らを擁して黄金期を築いた。18年からは母校・崇徳高校の監督を務めていたが、病気療養のため退任していた。
恩師の逝去に、斎藤氏も驚きを隠せない様子で「数日前まで連絡を取り、また元気な姿にお会いできると思っていました。たくさんのことを教えていただきました。ご冥福をお祈りします」と突然の別れを惜しんだ。
早大時代には「監督とエース」として数々の偉業を成し遂げてきた師弟関係にある2人。一方でプロ入り後に右腕が苦しんだたび重なるケガについて、早大時代の登板過多を要因として挙げる声も多く、監督責任だった応武氏を非難する声も出ていた。
早大時代に監督に酷使されて肩を壊した――。右腕がケガをするたびにそのような言説が飛び交ったが、当の本人はどう思っていたのか? 現役時代に尋ねると、斎藤氏はこの因果関係をきっぱりと否定した。
「いろいろと周囲から言われることはあると思うけど、そんなことは全くないと思います。応武監督がいらっしゃったからこそ、今の自分がいる。それを証明するためにも自分は頑張らなきゃいけないと思うんです」
最後までもがき苦しみながらも「恩返し」のために奮闘を続けた斎藤氏。そんな教え子の姿は、恩師の目にもしっかりと映っていたはずだ。












