巨人の原辰徳監督(64)が19日、引退試合に臨んだ西武・内海哲也投手(40)に感慨深げだった。
DeNA戦(東京ドーム)を勝利で終えた指揮官は「内海の場合はひと言ではなかなか語れないくらいね、やっぱり思い出がありますね」とかつての巨人エースの最終登板に感無量の様子。
「林(昌範)と二人でね、よー練習しながら、ただ、やっぱり粘っこく練習してた点では内海のその野球に懸ける思いというのはすごく強い選手」と遠い目で若手時代を振り返った。
「それから着実に伸びてくれてね、(2009年)WBCのメンバーにも入ってくれて。ピッチャーに関してはその当時、(投手コーチの)山田(久志)さんにもう任せていたんですけど、内海、山口鉄也、両テツがね、メンバーに監督入れるよと言った時は僕はうれしかったですね」と思い出は尽きず。
さらにWBCで内海が先発した韓国戦に話が及んだ。3回一死で内海はまさかの頭部死球を与えてしまった。原監督は「山田さんも心配して、『監督代えましょうか』ということを言って下さったんだけど、『いや代えないでくれ』と。『彼は帰ったら我が軍のエースだから、何とかこのイニングは放らしてくれ』とお願いをしてね」と裏話を披露。内海は次の打者をしっかり抑えて交代となった。
最後に原監督は「いずれにしても私の中でジャイアンツのエースとして燦然(さんぜん)と輝いたエースの一人であったということは言えますね」と左腕をねぎらった。












