西武・内海哲也投手(40)が19日の楽天戦(ベルーナ)で引退試合のマウンドに立った。

 試合前に行われた引退会見で内海は「体の調子はすごくいい。チームがこういう状態(6連敗中)なので迷惑をかけないように、しっかり抑えたい」としていた。

 試合開始の40分前にグラウンドに背番号27が姿を現すと、スタンドから自然発生的に拍手が広がった。

 先発投手がコールされベンチを飛び出した内海は三塁ラインをまたぐ際、マウンドへ登る際に2度、グラウンドに礼をし一塁側の楽天ベンチにも頭を下げた上で投球練習を開始した。

 予定通り、午後2時にプレーボールがかかり楽天の1番・山崎への初球は内角低めへの137キロストレート。カウント2―2として5球目の139キロストレートを打たせ二ゴロに打ち取った。

 マウンドに内野陣が集まり一人ひとりと握手を交わした、豊田投手コーチと抱擁した内海。ベンチ前では辻監督やナイン一人ひとりと握手をし19年間の功労をねぎらわれた。

 最後にスタンドのファン、駆け付けた家族、相手の楽天ベンチにも敬意を表し礼を尽くし節目のラスト登板を終えた。