圧倒的な差を見せつけられた。広島は29日のヤクルト戦(マツダ)に2―9で敗戦。先発・遠藤は6回2失点の粘投も、打線が相手先発・原から6回までに7安打しながら得点が奪えなかった。75試合目で自力優勝の可能性が消滅した。

 またも〝天敵〟村上を攻略できなかった。1―3の8回一塁で菊池保が28号2ラン、9回無死一塁では新人の松本が29号2ランを浴びた。これで19日の神宮から村上に3戦連発を許し、11試合で9本塁打を献上している。

 佐々岡監督は「(村上の)打撃がいいからバッテリー間とスコアラーと策は練っているんでしょうけど…」とした上で「それは読みの方なのか、甘い球なのか。そういうところをしっかり作戦通り投げているのかを把握して」と話した。

 ヤクルトに8連敗で、今年の対戦成績は1勝9敗1分け。自力優勝の可能性が消滅したことに指揮官は「また6月だが、これだけ負けが続くとそうなる。まだ70近く試合がある。数字と言うよりも、そこはやっていくしかない」と語った。