新天地の決め手は〝育成名人〟の指揮官だ。日本代表MF久保建英(21=マジョルカ)は保有元のレアル・マドリードから移籍が濃厚で、スペイン1部レアル・ソシエダードが筆頭候補に浮上。現在は期限付き移籍か、買い戻しオプション付きの完全移籍かで両クラブが交渉している段階だ。Rソシエダードが有力候補となったのはRマドリードとの関係が良好なことに加え、イマノル・アルグアシル監督(50)の存在が大きい。
クラブ専門メディア「マネージングマドリード」は「若い選手を最大限に活用する育成で有名な監督だ」と指摘。久保と同じくRマドリードからレンタル移籍が続いていたMFマルティン・ウーデゴール(アーセナル)を筆頭に「FWミケル・オヤルサバル、MFミケル・メリーノ、DFロビン・ルノルマン、FWアレクサンデル・イサク(いずれもRソシエダード)などの選手はすべて彼の指導の下でブレークし、トップチームで存在感を得た」と有望株を次々と開花させている。
近年の久保は監督との関係構築に苦労してきた。同メディアはビリャレアルのウナイ・エメリ監督、ヘタフェのホセ・ボルダラス監督(当時)、マジョルカのハビエル・アギーレ監督の名を挙げながら「3人の監督が続けて久保の仕事に不満を表明してうまくいかなかった」と分析。そこでRマドリードでは久保に合った指揮官を探し、スペイン屈指の育成手腕を誇るアルグアシル監督に白羽の矢が立ったのだ。
「彼が最終的に久保の可能性を実現する監督になるだろう」と同メディアが期待する指揮官の下でプレーがかなうのか。その動向に注目が集まる。












