【テキサス州ヒューストン発】ドイツが復権へ向けて7発爆勝発進だ。北中米W杯1次リーグE組初戦14日(日本時間15日、ドイツが初出場のキュラソー相手に7―1で圧勝。前半から3得点、後半にも4得点と怒とうのゴールラッシュを見せた。W杯で4度の優勝を誇るドイツだが、前回2022年カタール大会では日本に逆転負けするなど1次リーグ敗退の屈辱を味わった。挫折を味わった強豪が、14年ブラジル大会以来の王座奪還に向けてその実力を誇示した。
ドイツはゲーム開始から猛攻を仕掛け、前半で3発を奪う怒涛の勢いを見せた。まずは前半6分、MFフェリックス・ヌメチャ(ドルトムント)がペナルティーエリア中央からネットを揺らした。反撃を試みるキュラソーも隙を突き、同21分にはMFリバノ・コメネンシア(チューリヒ)がこぼれ球に反応し、同点弾を叩き込んだ。
しかし、この失点がドイツのゴールラッシュの起爆剤となる。同38分、右サイドからのCKにDFニコ・シュロッターベック(ドルトムント)が頭で合わせてリードを奪うと、同アディショナルタイムにはヌメチャが獲得したPKを、FWカイ・ハーバーツ(アーセナル)がゴール左隅に冷静に決めた。
後半に入っても攻撃の手を緩めない。開始早々の同2分にはMFジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン)が右足で4点目。同23分にDFナサニエル・ブラウン(Eフランクフルト)が右足のボレーシュートで5点目を加えた。同33分にはFWデニズ・ウンダフ(シュツットガルト)が追加点。さらに終了間際の同43分には、ドリブルで駆け上がったハーバーツが相手DFのスライディングを交わし、そのまま左足で7発目を決め、大勝利を飾った。
ドイツ代表は大会前に負傷者が相次ぐ中、2024年に代表引退を表明していた40歳GKマヌエル・ノイアー(Bミュンヘン)が電撃復帰。チームでは前回優勝した14年ブラジル大会の唯一のメンバーで、5大会出場のベテランは快勝で見せ場こそ少なかったものの、守護神として好セーブを見せた。
ドイツの初戦勝利は3大会ぶり。大量得点で、E組首位通過へ好スタートを切った。











