阪神・小幡竜平内野手(21)が25日の中日戦(甲子園)から一軍へ再昇格。「7番・二塁」としてさっそくスタメン起用されると4打数1安打2打点を記録し、10―0の完勝劇に貢献した。
6回一死一、二塁の第4打席で対峙したのは、今季途中から異例となる野手から投手への転向を果たした根尾。カウント3―1からの149キロ直球を弾き返し、左前適時安打とした。「投手・根尾」としてはこれがプロ初の失点。
「(根尾は)同世代なので燃えていた。甲子園のスターなので打ててすごくうれしかったです。先発メンバーで自分だけ安打が出ていなかったので、一本出てホッとした」と小幡は振り返った。
2000年生まれ世代のトップランナーでもあり、自身と同じ遊撃を本職としてきた根尾は、小幡にとっても特別な存在だ。阪神入団以降も度々、「根尾世代を小幡世代(と呼ばれるよう)に変えたい」と発言。ライバル意識を前面に出し、プロの世界での切磋琢磨を誓っていた。
投手と野手。2人の進む道は分かれることになった。小幡は試合後、投手としての根尾の印象を「やはり真っすぐが速かった」と淡々と振り返りつつ、「これからも上で結果を残せるように頑張りたい」と一軍生き残りへの意欲を口にした。
高卒4年目ながらここまで一軍に定着できずにいた小幡と根尾。プロ野球界の淘汰の原則に抗う戦いはこれからも続く。〝戦友〟同士の新たなライバル物語に今後も注目だ。












