米大リーグ機構(MLB)公式サイトは21日(日本時間22日)に打率と出塁率でア・リーグトップをマークしているツインズのルイス・アラエス内野手(25)を「ピーク時のイチローのような打撃を見せている新たなスター」と伝えている。

 右投げ左打ちのアラエスは20日(21日)時点で今季58試合に出場して、打率3割6分1厘、出塁率4割4分3厘をマークしている。74安打のうち長打は本塁打3本を含む10本。現役時代のイチロー氏(現マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)をほうふつさせる安打製造機として、ア・リーグ中地区首位に立つツインズに欠かせない存在となっている。

 メジャー4年目、303試合に出場したアラエスは「出場300試合、最低打席数1000」の条件で打率3割2分が歴代8位。ちなみに歴代1位は打率3割5分2厘のウェイド・ボッグズ氏、同2位は3割3分9厘のイチロー氏だ。

 同サイトはアラエスとイチロー氏の打撃の技術が似ているだけでなく、アラエスにとってイチロー氏は一番好きな左打者だという。

 そして13日(同14日)からのシアトル3連戦中に対面が実現し、ツインズの公式ツイッターはイチロー氏とのツーショットを公開。アラエスは「彼が僕のことを思ってくれているなんて全然知らなかった。自分は今、いい打撃が出来ているとは思うが、彼のような?とは思わない。イチローは本当に素晴らしいバッターだった」と語った。

 アラエスの打撃の大きな特長のひとつが、コンタクト能力であると同サイトは指摘している。これまでのキャリアで2123球スイングをし、空振りしたのは200球だけ、空振り率はわずか9・4%で、これは2019年以降で最も低い数字で、MLB平均が25%以上であることから凄さが分かるだろう。