〝無情の雨〟だ。4日のDeNA戦(横浜)は4回降雨のためノーゲームとなった。
試合開始直後から雨が断続的に降り注ぐ中、先発マウンドに立った九里亜蓮投手(30)は立ち上がりから快投を見せた。打者10人を相手に無死四球無安打の完璧投球。だが0―0で迎えた4回一死の時点で雨脚が強まり、35分間の中断の末に球審からノーゲームが宣告された。
チームは今季ワーストとなる6連敗中。何とかトンネル脱出を試みたものの九里の熱投も実らず文字通りに水を差されてしまった。
不完全燃焼のまま終了となった佐々岡真司監督(54)は九里の投球について「テンポよくストライク先行でいい投球をしていたのでやりたかったですけど、この雨ならしょうがない」と称えながらも悪天候には抗えず悔し気な言葉は飲み込んだ
その一方、試合前には衝撃が走った。前日3日のDeNA戦で走塁時に転倒した床田が広島市内の病院で検査を受け「右足関節骨折」と診断され、出場登録も抹消。球団側によれば復帰時期は「未定」とされているが、骨折箇所の右足関節は投手にとっても生命線だけに今季中の復帰は絶望的とみられる。
今季8勝でチーム勝ち頭の離脱に指揮官も「残念な結果。いつ治って…というのも全く分からない状態。チームにとっては痛い結果になりましたけど、こうなった以上はいるメンバーでやるしかない。切り替えるしかない」と神妙な面持ちだった。










