痛すぎる…。広島は3日のDeNA戦(横浜)に延長11回、5―6でサヨナラ負けし、今季ワーストの6連敗を喫した。さらにダメージが大きいのが、今季8勝(6敗)を挙げている先発・床田寛樹(27)のアクシデントだ。
2―3の5回一死三塁の場面で床田は一塁へのゴロを打ち、走り出した直後にバランスを崩して前のめりに転倒した。顔をゆがめた左腕は自力では起き上がれず、担架でベンチ裏へと運ばれた。
球団トレーナによると試合中に横浜市内の病院で診察を受けたという。同トレーナーは「両方(の足)にアクシデントがありました。明日(4日)広島で精密検査をする予定。その診断をもって(今後を)判断することになります」と話した。
佐々岡監督は床田の状態について「これはもう心配ですし、今のところまだわかりません」と厳しい表情で話した。床田は森下と並びチーム最多の8勝を挙げ、今季は先発ローテの柱を担っていた。チームはますます厳しい状況に追い込まれている。