明治安田生命J1第25節(13日)、今季低迷している神戸は敵地で札幌に2―0で勝利し、暫定ながら最下位を脱出した。

 大黒柱の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタがベンチ外となる中、前半28分にMF汰木康也(27)が左足で先制ゴールを奪取。前半終了間際の49分にも汰木が持ち込んで右足シュートを叩き込み、リードを広げた。後半はスコアレスだったものの、札幌に圧勝し、4試合ぶりの白星をつかんだ。

 この試合で汰木とともに存在感を示したのは日本代表FWのFW大迫勇也(32)だ。持ち味のポストプレーで攻撃の起点となるとともに積極的にゴールに迫り、チームをけん引。さらに前線から果敢にボールを追う献身的な守備で完封勝利に貢献するなど、後半33分に交代するまで好パフォーマンスを発揮し、11月開幕のカタールW杯に向けて完全復活を印象付けた。

 神戸の吉田孝行監督は「選手がよくやってくれた。ピッチの横で選手の迫力を頼もしく見ていた。サコ(大迫)を中心にセカンドボールも拾えていた」とし、J1残留争いについては「気持ちの入った試合をやっていくだけ」と気を引き締めていた。