粘り勝った。広島は25日のヤクルト戦(神宮)に延長10回、3―2で勝利した。先発・野村が6回1失点と好投。打線も少ないチャンスを確実にものにし、最後はベテランの松山が決勝打を放った。連敗を6で止めて借金を7とした。

 この3連戦では徹底した〝村上対策〟を取った。23日の初戦で6回に逆転3ランを浴びたこともあり、先頭打者の場合を除き基本的には勝負を避けた。前日は2敬遠を含む4四球で、この日も6回一死二塁、8回一死二塁の場面で村上を申告敬遠した。

 河田監督代行は村上について「どんな打席も先頭打者以外はゾーンに入ってる感じがする」とし「ヤクルトファンの方は(勝負を)見たかったでしょうけど、こちらもそのへんは勝負なのでね」と説明している。

 今季は村上には苦しめられてきた。この日を含めて被打率は3割5分8厘。村上が打った45本塁打のうち、広島は12を献上し、打点も25。この2つはいずれもリーグワーストの数字だ。

 ヤクルトとの対戦は残り4試合。対戦成績は7勝13敗1分けで既に2年連続で負け越しが決まっている。上位をうかがうためにも村上対策はさらに強化していく。